アスベストを大きく分けると、「蛇紋石族」と「角閃石族」の2種類があります。さらに「角閃石族」は5種類に分かれます。工業製品や建材に多く使われていたアスベストは「蛇紋石族」に属するクリソタイル(白石綿)。かつて使用されていたアスベストの9割以上をクリソタイルが占めていたとされるため、2022年現在に残存しているアスベスト製品の多くも、クリソタイルが使用されたものと考えられるでしょう。 ここでは、アスベストと総称される計6種類の鉱石の特徴、および、それぞれの主な用途について解説しています。
解体作業等におけるアスベストの危険性は、高い順に「レベル1」「レベル2」「レベル3」の3種類が設定されています。これらのうち「レベル1」と「レベル2」は特に危険性が高く、解体作業等においては労働基準監督署や都道府県庁に届出を提出した上で、厳重なばく露対策のもと作業を行うことになります。「レベル3」は、建材の特性上、飛散リスクの低いアスベストではあるものの、作業にあたっては一定の安全対策が必要です。ここでは、アスベストの3段階の飛散リスクについて、それぞれの特徴や危険性、注意点などを解説しています。
アスベストを見分けるには、住宅がいつ建てられたものなのかを確認しましょう。基本的に2007年以降に建てられた住宅にアスベストは使用されていません。
2006年以前に建てられた住宅の外壁材や屋根材にはアスベストが使用されている可能性があるため、仕様書や矩形図を確認します。仕様書や矩形図に記載がない場合も、建材のメーカーが分かればメーカーのサイトからアスベストの有無や含有量を調べられます。
アスベストが使用されている建材には吹付けアスベストの他、3つの種類があります。目視でもある程度判断できますが、直接手に取って確認する方法もあります。ここでは、アスベストの見分け方について詳しく解説しています。
その危険性は広く知られているアスベストですが、使用されている建築物などを目視で確認することは非常に難しいです。自分の身を守るためにはアスベストがどういうもの使用されているかを事前に知っておき、疑わしいものに近づかない・調査するなどの対応が必要です。ここではアスベストの用途について紹介しており、使用形態やどういうものに使われているか、また使用されている可能性がある場所の例などを解説しています。身の回りのモノや建築物に不安を感じている方はぜひチェックして下さい。
建設型アスベスト訴訟とは、アスベスト含有建材を扱う建設作業に従事していたことにより、健康被害を受けた元作業員・遺族が国および建材メーカーに対して損害賠償を求めた裁判のことです。最高裁で国と建材メーカーの責任を認める判決が出されたことを受け、国から最大1300万円の給付金を受け取れる法律が制定されました。建設型アスベスト訴訟の概要や賠償責任が認められた職種、給付金支給に関する法律などについて解説します。
アスベストによる健康被害は様々であり、それぞれの発症率やどの程度の潜伏期間で発症するのか明確に試算することは困難です。ただしアスベストの吸入量が増えるほどアスベスト疾患の発症率や発症リスクが増大することは知られており、アスベストを扱っていた過去を持っている人は、あらかじめアスベスト健康被害の特徴を把握しておき、違和感があれば速やかに医療機関へ相談しましょう。
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